「絵本を沢山読んであげたいけど種類もあって何がいいのかわからない。オススメってある?」←そんなお悩みにお答え!絵本がはじめての赤ちゃんから幼児期までの絵本の選び方を解説!またおすすめ・実際に利用中の定期購読絵本についてもご紹介します。
絵本:はじめての絵本の選び方
まずは、赤ちゃんに絵本をはじめて選ぶ場合のポイントについてご紹介します。
赤ちゃん~幼児期の絵本は素材で選ぶべし
沢山種類があってどれにしたらいいのか迷ってしまうという場合は、素材に目を向けて選んでみましょう。
赤ちゃんが絵本自体に興味を持つのは早くて5~6ヶ月程からです。実際に手を伸ばして~となるともう少し後。
ですが、その辺の月齢は絵本に興味があるというよりは「手にできるものは食べてみよう!」が先の興味になってます。
ペラっとした紙の絵本だとグシャグシャにされますし、破いたり、挙句の果てには食べられます。
正直なところ、絵本は1冊の価格がわりと高価です。
そんな高価なものを、一瞬でぐしゃぐしゃにされてしまうと、赤ちゃんだから仕方がないとは頭で思いつつも「あ”ー!!!!」と、絶叫したくなりますよね。

そんな経験から、0~1歳児の絵本は中身よりも大きなポイントは「厚紙仕様」であることです。
おすすめの絵本【しましまぐるぐるシリーズ】
赤ちゃんにおすすめで、我が家でも最初に導入したのが「しましまぐるぐる」と「あかあかくろくろ」のシリーズです。

少し大きいですが、しっかりとした厚紙仕様。赤ちゃんが手にしても危なくないように角は丸くなってます。
中身ははっきりとした色と形でまとめられていて、我が子も最初はじーっと見るだけでしたが、8ヶ月頃には興味を持って喜んでみておりました。
その中でも特に気に入っていたのは右にある「もいもい」です。
この表紙に描かれている物体が色んな大きさ、形になって登場します。
文章も意味はなく「もいもい」や「まいまい」など。
何が気に入ったのかはわかりませんが、とてもお気に入りで何度も「読んで!!」とこの絵本を抱えて持ってきました。
今でもお気に入りではあるようで、時々一人で転がりながら眺めてます。
筆者はミニサイズを所有しておりますが、大きいサイズもあります。
ちなみにこの「もいもい」シリーズは赤ちゃんの為に研究され、その研究には赤ちゃんも参加して作られた絵本です。
反応をみて、どんな色形が良いかをみて作成されているようです。
おすすめの絵本:生後9ヶ月以降は好みをみつけよう
我が子の場合ではありますが、生後9ヶ月頃には何となく「のりもの」が好きらしいと言うのがわかってきました。
その時、傾向を見るために利用したのがダイソーさんの絵本でした。
「え?ダイソー(100円)の絵本?」と思われるかもしれませんが、これが思いのほか良い商品なのです。

ご覧のとおりで全て厚紙仕様です。サイズはコンパクトで、1冊100円。
どうぞお好きにして下さい!と赤ちゃんにも気軽に託せる代物です。
ちなみにこれは我が家で所有しているダイソー製絵本の1部です。(他に数冊あります)
上の4つの絵本はどれもお気に入りですが、特にお気に入りなのがシリーズ3の「じどうしゃ」です。
最後の自動車が沢山描かれているページが大好きで、そのページをキープされてました。
その傾向から「のりもの」が好きなのかな、ということで「はたらくもりもの」「のりもの」の本を追加購入。
赤い方の「はたらくのりもの」の方が好みのようだということが分かりました。
(電車や飛行機よりも重機系の車やトラックがお好みのようです)
このように、好みがはっきりと分かってくると絵本に限らず、おもちゃとかも選びやすくなりますよね。
あまりおもちゃは買い与え過ぎをしたくないので、できれば絵本で充実させたいなと思い、クリスマスプレゼントにはのりものの絵本を贈る事にしました。
おすすめの絵本:1歳頃からは好みのジャンルの絵本を選ぼう
1歳頃ともなると、子供にも「のりもの」「どうぶつ」「たべもの」など、好みのジャンルが少しずつはっきりしてきます。
例えば我が家の場合「のりもの」なので、「のりもの」の絵本を選んであげるとより興味をもつきっかけになりますね。
ですが、楽天市場等で「絵本 のりもの」で調べてみるとすごい件数がヒットします。

いくらジャンルが絞られた、とはいえ、そこからの選別も大変なものです。
そこで利用を始めたのが絵本ナビです。
絵本ナビの試し読みサービスを利用しよう

絵本ナビでは、0歳~12歳 、そして大人向けまで数多くの絵本が取り揃えられております。
その中で現時点で「ちょっとお試し読み」ができる絵本は9245作品、「全ページ試し読み」ができる絵本はなんと2388作品もあるのです!
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なかなか絵本が選べない場合は定期購読がおすすめ
好みが分かってきてもなかなか絵本が選べない、というときもありますよね。偏りを作りたくもないし、という気持ちもあります。
我が家ものりものが好みである事はわかりましたが、そればかりというのも気になり迷っていたところ、絵本の「定期購読」というものを知りました。
先ほどご紹介した絵本ナビ さんでも「絵本クラブ」という定期購読サービスの利用ができます。

絵本のプロが選んだ月齢・年齢に合わせた本に興味があるという方はぜひご覧下さい。
利用中!おすすめの絵本定期購読サービス
我が家が実際に利用している定期購読絵本はこちら。

フレーベル館さんの「ころころえほん定期購読」です。
実は、お世話になっている保育園にて導入されている絵本購読で、毎月月末になると自宅へ持ち帰ってきます。
今のところ「とても良い!」という感想です。
もちろん、選んでいるわけではないので、子供の好み・そうでないものはありますが、概ね気に入っているようです。
シリーズの中に「のりもの」な本があり、やっぱりそれは大のお気に入りです。
童謡が絵本になっている作品もあるので、親も楽しめながら読んであげることが出来るのですね。

特にお気に入りはこの4冊。
ご覧のとおりで、こちらの絵本も角は丸くなっております。全て厚紙仕様です。
おすすめの絵本定期購読サービス
他にも出版社さんから出ている絵本の定期購読サービスがありますのでご紹介します。
クレヨンハウスブッククラブ

コース | 0~3歳(A~Dコース)、3~6歳(D~Fコース)、1年生~3年生(G~Jコース)、4年生~6年生(K~Mコース) |
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価格 | 配本される絵本によって異なるため定額制ではありません。 毎月1,500~3,000円+送料で、年間2万~2万5千円程です。 |
福音館書店

コース | 【ものがたり絵本】10か月~2歳、2~4歳、4~5歳、4~5歳、5~6歳 【かがく絵本】3~5歳、5~6歳 |
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価格 | 幼児向けシリーズ…5,280円 / 毎月440円 別途送料 |
ワールドライブラリー
コース | 配本開始選択制。 「お子様の年齢に合わせてスタート」か「1歳3ヵ月」~「7歳9ヶ月」まで1ヶ月単位で選択をする事が可能 |
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価格 | 月額1300円(税・送料込み) |
さいごに
さて、絵本についてまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。
以前、「マツコの知らない世界」の読み聞かせ絵本の世界にて、紹介をしていた方が「絵本は教育の為じゃなくて、楽しむ為のもの」という様な事をおっしゃっていて「そうだよね。勉強させたい、知育のためとか、親が押し付けて読ませるものじゃなくて、一緒に楽しむものだよね」と、なんだかとても腑に落ちた記憶があります。
筆者自身、どこか「知育のために本を読ませるのだ!」と思っていた節があったのだと思います。
今では「楽しむためのもの」という考えのもと、あれこれ考えて絵本を選ぶことはやめました。
現時点では定期購読もあるし、そんなに「絵本!絵本!!」って感じで無理に増やして揃える必要もないかなと思っております。
知識として教えなければならない時期になったら、またその時に考えればいい話なので、まずは切り離して「楽しむ!」をメインの視点にしてみるのもいいかもしれません。
どなたかの参考になれば幸いです。