子供のプログラミング教育に興味ある。専用のスクールもあるけれど、まずは無料アプリで何かいいものないかしら?とお探し中の方の為に、完全無料(アプリ内課金なし)の幼児教育・子供向けプログラミングアプリを元プログラマーで現役SEママが解説と共にご紹介します!
完全無料の幼児向けプログラミングアプリ
【1】みゃ~ご (4才からのプログラミング)

「あるく」「じゃんぷ」「ぱんち(してリンゴを落とす)」などのコードを設定していき、ネコのみゃ~ごを動かしてゴールに向かっていくゲーム形式のプログラミングアプリです。
ステージ(レベル)は全15種類で、どのステージからでも始める事ができます。
視覚的で非常にわかりやすいプログラミングアプリですね!
最初はパパ・ママの手助けが必要だと思いますが、感覚的にすぐ覚えられそうなので、いくつかステージをこなしたら幼児でも一人で遊べるのではないでしょうか。
4.4

【2】Scratch Jr
出典:Scratch Jr
幼児・子供向けプログラミングスクールでは定番のScratchという8~16歳向けに作られたプログラミング言語を使用されております。
こちらは「Jr」と言うだけあって、より低年齢向けに作られた開発環境アプリになります。
上図は実際のアプリ画面です。矢印のブロックを並べていき、キャラクターを動かすプログラムをしていきます。パッとみて何となく操作の仕方が分かる感じですよね。
見た目はとても単純そうですが、プログラミングの基礎知識を遊びながら学ぶにはとても良いアプリです。
3.9

【3】LightBot

出典:LightBot
マス目のルートをロボットがゴールまで辿れるように矢印マークなどを使ってゲーム感覚でプログラミングに触れるというアプリです。
あまり「プログラミング」という感じではなく、どちらかというとパズルゲームのような感じかなと。進むマス目分矢印の指示や、曲がる時の方向の指示、という意味では「プログラミングっぽい」のかなと思います。
4.3

【4】viscuit

出典:viscuit
日本で開発され、4歳頃からプログラミングに触れる事を目的に作られた幼児用プログラミング開発環境です。
viscuit(ビスケット)の特徴としては「言語」を扱うのではなく「自由に絵を描き」それを動かすことを目的にしております。
幼児向けという事で「絵」を使っての開発環境とのことですが、正直私は使い方がイマイチ分からなかったです。
評価・レビューを見ると「楽しい!」というものが多くみられるので、やり方をマスターできれば楽しめるもののようです。
4.3

ちなみにviscuitは公式サイトからパソコンでも操作可能です!
【5】トライビット – ビットで脳トレ

出典:トライビット – ビットで脳トレ
「プログラミング」というよりは、「コンピュータはどうやって数をかぞえているのかな?」ということをメイン4ビットの数を作ってゲーム感覚で2進数や16進数などを学ぶことができるアプリです。
数が分かることが前提なので、幼児向けというよりは小学生以上のお子様におすすめです。
プログラミングをより深くやっていくにはコンピューターの基礎概念も必要ですし、何より「数字」にアレルギーを持つことは大敵です。
ゲームとして取り組むことができるのはとてもよい機会になりますね!
4.8

※Anrdoid端末の場合、Google Playゲームアプリのインストールも必要です。
※iOS版は有料(120円)なのでご注意下さい。
【6】プログラミングゼミ

大手企業の株式会社ディー・エヌ・エーが手掛けているプログラミングアプリです。
コードをつなげたり、パズルのように解いていったり絵を描いて編集したりと、ここまでご紹介したScratch、LightBot、viscuitなどの総合的な開発環境が整っているアプリとなっております。
そして日本企業が手掛けるというだけあって、このようにアプリ使用に制限を設定する事も可能です。

勉強の為とはいえアプリばかりさせるのも、という場合は使用時間を設定することが出来ます。
また、作品公開や企画参加の設定もできますので、SNS的に外部とのやり取りは控えたいという場合にも良いですね。こういった設定ができると安心です。
また、使い方が分からない場合もアプリ内で動画を見る事ができるので便利ですね。
このボリューム感で無料なのは大手企業だからなのか…すごいです。
3.9

【7】Joint apps

「デジタルハリウッド大学」を運営するデジタルハリウッド株式会社から提供されている「アプリを作るアプリ」です。
正確に言うとアプリの作成自体はWebブラウザで行いますので、パソコンから実施した方が良いかと思います。
「アプリのつくりかた」も動画で解説されておりますので、それを見ながらまずは試してみるのがよいですね。
作ったアプリを動かす為に「Joint Apps Player」というアプリが必要となります。
なお、パソコンはMacOSでも対応しておりますが、アプリはAndroidのみの提供になります。
「自分が作ったものがスマホで動く!」というのも良い経験になりますので、アプリ作りをしてみるのも良い機会になりますね!
3.0

スマホやタブレットばかりで視力が心配?
大人でもスマホやタブレットを見続けていると目は疲れますよね。
集中してプログラミングに熱心になるのは嬉しい反面、目を酷使してしまうのは心配です。
そこで導入したいのがブルーライトカットをしてくれるものです。
ブルーライトカットというと眼鏡が思いつきますが、スマホやタブレットに張り付けるシート(フィルム)もあります。
ブルーライトカット シート

常に貼っておけますので、眼鏡よりは利便性ありますね。
なお、眼鏡とシート(フィルム)でどちらが効果高いのかを調べてみると、そう変わらないそうです。であれば、わざわざ出して装着しなければならない眼鏡よりはシート(フィルム)の方がパパ・ママの為にも良いかもしれませんね。
最初のプログラミングは親子で楽しみながら!

さて、筆者が実際にダウンロードして試してみた幼児・子供向けの無料プログラミングアプリをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
幼児教育のうちからプログラミングに触れさせることを目的に様々な企業からも色んなアプローチで教材が出ているので、大人が想像している「プログラミング」とは違って、よりゲーム的な感覚で気軽に触れられるものが多くなりました。
ただ、それでも子供にとっては「初めてのもの」である事には違いなく、ただアプリだけ渡されても遊び方が分からなければ「つまらないもの」になりかねません。
パパ・ママも試してみて、それからお子様と一緒にアプリで学んでみてはいかがでしょうか。
低年齢でも始められ、スマホ・PCが不要のおもちゃもご紹介しておりますので合わせてご覧下さい。

ぜひ親子で楽しみながらプログラミング学習を始めてみて下さいね!
より本格的にプログラミングを学ばせたい場合はスクールでのお勉強もオススメです!
先生がいて、課題がある方が独学よりは伸びますよ!
