この記事では4歳児の保育園行かない!登園拒否について毎朝絶賛奮闘中ママの対応成功例、失敗例についてをシェアします。(前置き長く、半分愚痴ですが…)
事の始まりは3歳になる年の年明け。年明け最初の保育園への登園から突然始まりました。
言葉の遅かった息子は「保育園に行かない!」とはハッキリ主張しないものの、大泣き大騒ぎで玄関から動かない。
最初は「あれ?どうしたんだろう?でもそういう事もあるのかもしれない」と、在宅勤務中だったこともあり保育園はお休みしました。
「無理やり連れて行けばいいじゃない」そんな意見もあるかと思いますが、正直そんな意見甘いです。
全身全霊で暴れる3歳児(95センチ・15キロ)を抱えるなんて10秒も無理
当時は自転車で登園してましたが、自転車にすら乗せられませんでした。
玄関に座り込みながら、3歳児の我が子に敗北する毎朝。悔しくて情けなくて何度かガチ泣きもしました。
2022年11月時点で4歳7か月の息子ですが、実はまだ登園拒否問題を抱えております(というかこの記事を書いている今朝も登園拒否でした)
追記:発達テストの結果、発達グレーであることが判明。結果申告時に医師に登園拒否の対応も訪ね「無理に行かせる必要はありませんよ」とのお答えを頂きました。
恐らく、この記事を観て下さっている方は強烈な登園拒否にお悩みのママ、パパなのではないかと思います。
すんなり行ける時やダメな時、成功する時や失敗する時…まだまだ日々試行錯誤中ですが、そんな我が家の対応方法について少しでも参考になればと思いシェアします。
この記事のポイントはこちらをタップ→
言葉で諭すは時間の無駄!それより効果的だった方法
「登園拒否」で調べると、その対策としてこんな記事をよく見かけます。
…的な、「言葉で伝える共感」というものです。
藁をも掴みたい我が家も実践しましたが、これは無意味であるとすぐに悟りました。
何故なら我が子の場合「言葉そのものが分かっていないから」です。
お喋りができている、言葉が確実に通じている状態の子であれば効果的かもしれません。ですが、言葉の分からない子に諭してみたところで通じる事は残念ながらありません。
3歳当時、我が家の対策として一番効果的だったのがコレ。
「大変だ!!お家に怖いモンスター来たぞ!!逃げるんだ!!!!!!!」
迫真の演技でやりましょう。
我が家の場合は自転車のカゴに、歩きであれば玄関先にでも荷物をしっかりと準備しておきましょう。
3歳の息子。これで「え?何?何??」という感じで自転車に乗ってくれました。
ここにたどり着くまでには、「おやつあげる」とか「お買い物に行こう」とか「自動販売機行こう」など、とりあえず思いつく手軽な方法は全てやりましたが、大体効果は1日です。
この方法は我が家では一番効果的でした!
登園拒否は「成長」でしか解決しない
最初の壁にぶち当たった時、私が心の底から感じた「絶対の解決策」はこれ。
本人の成長を待つしかない
結局「本人が成長するのを辛抱強く待つ」しかないんです。
今初めての登園拒否に困っている親御さんにとってはかなり絶望的な話かもしれません。痛いほど分かります。
ですが、強い登園拒否をする子と対峙してきた私自身の経験としては「ネットに乗っている”専門家”の助言はどれを試しても効果が無かった」です。残念ながら。
無駄かもしれませんが、それでも毎日子供と向き合って対峙するしかありません。
そんな我が家でしたが、3歳の年明けから始まり4月に4歳を迎えた頃、
それは突然収まりました。
毎日毎日試行錯誤をして成功、失敗をしておりましたが、それは突然終わったのです。
とにかく突然収まりました。
1度じゃない。何度も続くよいつまでも
さて、収まった事は本当に喜ばしく、毎日毎日「何事もなく無事に登園できるのは本当に素晴らしいという事」を噛み締めながら過ごしておりました。
GWの長期休み後も問題なく、夏休み後なども割と問題なく登園が続けられました。
ところがある日突然それはまたやってきました。
保育園怖いから行かない!
震えました。
当初の登園拒否とは違い、4歳過ぎて言葉も増えていた息子はハッキリと「行かない」と宣告してきたのです。
お迎えの時はいつも「楽しかった!〇〇君といっぱい遊んだ!」など、どうみても楽しそうにしているので、それは様子を見れば分かります。
当初よりも知恵を付けて拒否しているのです。
保育園だと分かる平日のお着換え拒否、ご飯食べるのもだらだら…またこの日々が続くのかと、震えました。
それが今朝も続く現在進行形2度目の登園拒否期です。
言葉が通じる分、逆に厄介
最初の解決策としてネットなどで見かけた「言葉で伝える共感」は我が家では言葉が通じないから無駄だったとお伝えしました。
では言葉が通じるようになった2回目の拒否期はどうだったか。
残念ながら通じませんでした。
でも当初の様に「モンスターが来た!!」という演技も通じません。
こうなると、逆に「言い聞かせる」しか方法も無いのかなと思っております。
三輪車で登園したり、歩いて登園したり、ジャムパン片手に登園してみたり…。登園する気になるならとにかく何でもいいという感じで色々トライ。
でも、どれだけ朝時間をかけても動かない時は本当にテコでも動きません。何をしようと玄関から動こうとしませんし、外に出られたとしても保育園へ向かおうとしてくれません。
こちらとしても勤務時間があるので諦めざるを得ません。
発達グレーが要因の一つ?母子分離不安
一旦落ち着いた要因を挙げるとしたら、彼の中で何かが整理が付いて成長したのだろうと思います。
落ち着きが無い、スーパーでも走り回ってしまう、外食時も座っていられない。
これらは関係のない第三者から見れば「落ち着きのない子。躾や教育がなってない」などと思われがちですよね。
ですが、当事者になってみて分かります。
躾が教育がなっていないわけではなく、発達がまだまだ乏しいだけの状態なのだと。
発達が乏しい状態では、いくら躾や教育をしてみたところで本人がそれを守る事は非常に難しいですよね。
私は専門家ではありませんが、冷静に考えてみればまだ色々が追いついていない状態なんだろうな、という事は分かります。平均的に発達できる子もいれば、そうではない子も沢山います。
自治体の相談所へ行き、その後半年の予約待ちから10月に知能テスト受けて、11月末に結果が出ます。まさに今結果待ちの状態。
知能指数が年齢の平均よりも少し低い発達グレーの状態であることが判明しました。
冒頭でも触れましたが、結果は2回目の登園拒否期は正直私自身、もうどのように対応したらいいのか分からない状態。
とにかく知りたいのは「休ませていいのか、無理やり連れて行くべきなのか」という1点。
知能テストの診断結果告知時、丁度良い機会と思い専門家である神経発達の先生に聞いてみました。
お子さんはお母さんと一緒にいる、傍にいるのがやっぱり一番。無理やり連れて行く事はしなくてもよい。無理やり引っ張って行くと逆効果で本当に保育園が嫌いになってしまうよ。
私にとってはこれが一つの指針となりました。
- 無理やり連れて行かなくてよい
- 登園とは関係ない時間に保育園まで行ってみる(慣れさせてみる)
- 保育園まで行ってみて遊んでいる様子を見せてみる
- お母さん(お父さん)と一緒に居られることが一番のケア
とのことです。とにかく「無理やりはよくない」とのお言葉にとても気が楽になりました。
発達グレー判定が出るまでの経緯についてはまた別途まとめる事にして、我が家の登園拒否問題の対応については「無理やりの登園はしない・様子を見る」という方向で一端の収着をしたと思います。
お子様の状態によって、この対応が必ずしも是ではないかもしれませんが、「無理やり連れていく必要はない」というのは一つ指針として持っていても良いのではないでしょうか。
我が家の方針が少しでも「登園拒否」に悩んでいる親御さんの助け・参考になれば幸いです。
今日も無理せず、頑張りましょう!
専門の医師から「無理に連れて行かなくてもいいよ」と言われ、安心したのもつかの間、翌日は体調不良により結局保育園を休まざるを得なくなったため連絡をしたところ「私用で休みが多いと保育の必要なしとみなされて退園になることもあります」などと言われてしまいました。
いや、まあそうですよね。そんだけ私用で長い間休めばそういう判断されざるを得ないのは分かります。でもさ…私としては毎日毎朝疲弊しまくっているなかこの爆弾ですよ。
もうどうすりゃいいわけ…?