この記事では、プログラミングを習う事の利点を元プログラマー・現役SEとい視点から解説いたします。
- 小学校でプログラミングが必修化されるけどなんで?
- 子供のうちからプログラミングを習う意味って何?
- プログラミングって…必要?
こんな疑問をもつパパ・ママに元プログラマーで現役SE職のママが解説をしていきたいと思います!
まず、私は2歳の息子に早いうちからプログラミングは習わせるつもりでおりますが、その理由はたった一つ。
将来食いっぱぐれをしないようにです!!
様々な習い事はありますが、プログラミングほど「稼ぐ」に直結したスキルを身に着けられるものは無いですし、何よりプログラミングできる我が子って正直ちょっとカッコ良くないですか?
プログラミングはまだ専門的に従事している方も少ない為「プログラミングって何するの?」と思われる方も多くいると思います。
この記事では…
プログラミングを習う意味について
この2点を元プログラマーで現役SE職視点から解説をしてまいりますので、気になる方はぜひチェックしてみて下さい。
【この記事を書いている人】
大学時代には在宅でコーディング業開始&高校情報課程教員免許取得
就職と同時にC#・SQLを習得しプログラマーへ
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プログラミング学習とは?

プログラミングは小学校では2020年から、中学校では2021年から新しく必修科目となりますが「そもそもなんでこのタイミングでプログラミング?」と思う方もいらっしゃると思います。
まず「プログラミング教育」という事で、少々誤解をされている可能性もありますのでお伝えしますが、小学校で開始されるプログラミング教育では「プログラミング言語の習得」はメインではありません。

こちらは文部科学省の小学校プログラミング教育の手引 の内容になります。
赤丸で囲った所に記載されておりますが…
プログラミング教育を通じて、児童がおのずとプログラミング言語を覚えたり、プログラミングの技能を習得したりすることは考えられるが、それ自体をねらいをしない。
この記載通りプログラミング言語の取得は初めから目的・ねらいでは無いのです。
それでもプログラミングと銘打った授業をやるには理由があります。
今だから必要な情報授業
今生活していく中で「情報」とセットになっていないものって逆に少ないですよね。
スマホ、パソコン、TVもデジタル放送でリアルタイムで参加ができるようになりました。
そんな身近な情報機器が提供してくれるサービスや情報そのものについて、どう利用していくかを学ぶことが「プログラミング授業」のそもそものねらいです。
SNSを始め、オンラインゲームやYouTubeなど、様々なメディアをすでに利用しているお子様も多いですよね。
また、これからの社会では情報系知識・サービス利用はどんな分野でも必須と言えます。
こうなると、ちゃんと授業としてしっかりとIT野を学ぶ必要性自体はあるのだろうなとは思いますよね。
学校の狙いはプログラミング思考教育
プログラミング授業を通して「プログラミング思考」を養いたいという狙いもあるようです。
文部科学省の有識者会議で出されている「プログラミング思考」の定義はこちら。
自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力
これはプログラミングをする際に必要な考えになります。
取り合えずプログラムを組んでいって、最終的に「なんか目的に辿り着いた~」も、アリと言えばアリなのですが、仕様や容量などなど、様々な要因を考えると最初時間かかっても「効率的・論理的に組み立てる」ことの方が後々良いわけです。
こういった思考力、判断力、表現力等を育てるには「プログラミングが適任!」という事でプログラミング授業が2020年から開始という事となりました。
プログラマーは市場価値が非常に高い
ここまでのまとめから、小学校で実施される「プログラミング授業」で「プログラミング言語習得」については期待はできません。
…とはいえ、プログラミングそのものは今後超マストスキルであることは間違いありません。
現在大人でも副業や転職で、働き方や給与面からもプログラミングを学ぶ方が増えておりますよね。
そして現役SEとしてリアルな業界状況をお伝えしますが、現在日本人プログラマーは非常に少なく、働く市場としては若くて使えるプログラマーは非常に価値が高いです。
年齢に関係なくスキルがあるプログラマーは市場価値が非常に高いのです。
リアルな現場の意見としては、若い日本人で即戦力になりそうなレベルのプログラマーはまだまだ少なく、海外の人員を導入せざるを得ないのが現状です。
コミュニケーションや、働き方の考え方が異なる為、なかなか長続きせずという営業担当の愚痴もよく聞きます。
若いうちは吸収率も早く、最新情報にも敏感なので、学生のうちからアプリを作って起業したり、オンラインでビジネス参入する子も現に少なからず存在します。
「手に職」なんて言いますが、プログラミング技術を習得しているか・そうでないかで生き方そのものが大きく左右される可能性もゼロではないと感じます。
プログラミングは早期着手が有利
そしてもう一つ、今プログラミングを個別に習わすことに注目している理由は「まだユーザーが少ない」というところです。
プログラミング教室自体の数が少ない為、そもそも習わせる機会も無いなんて方も多いかと思いますが、今はオンラインでレッスン を受けることも出来ます。
今からプログラミングというスキルを身に着けておけば、習っていない子に比べて抜きんでる事は可能だと考えております。
しかも、プログラミングは早ければ早いほどその吸収率は異常です。
事実、私は14歳で初めてHTMLを始めましたが、当時お堅い本しかなく、ソフトもなかったので本を片手にメモ帳でhtmlファイルを作り、サーバー設定をしてブラウザ表示に成功しました。
すぐに結果が出るのでハマると兎に角楽しくて「次は?これをこう書くととどうなる?この失敗はどうやって解決する??」を考えるのがもう本当に楽しくて、どんどんステップアップしました。
その結果、超独学ではありましたがそのスキルを持って学生時代(12年ほど前)にはパソコン一つで在宅でコーディングの仕事を受ける事ができました。
スキルが「稼ぐ」に直接つながった瞬間です。
幼少期からピアノや英語などの習い事もしておりましたが、いずれも趣味で終わりました。
唯一「稼ぐ」に繋げられたのは趣味でやっていたHTMLからのプログラミングへの興味でした。
プログラミング学習まとめ
ではプログラミング学習・教育についてご紹介と解説をしてきましたが、最後に改めてまとめます。
- 情報機器が提供してくれるサービスや情報そのものについて、どう利用していくかを学ぶことがねらい
- 目的の為に道筋を効率的・論理的に組み立てるというプログラミング思考を養く事もねらいの一つ
- プログラミング言語の習得はねらいではない
「小学校授業でのプログラミング教育ではプログラミング言語は習得できない」が大きなポイント
- 早期学習をする事で吸収率が高い
- プログラミングスキルは「稼ぐ」事に直接つなぐ事ができる
- 年齢に関係なくスキルがあるプログラマーは市場価値が非常に高い
早いうちから楽しみながらプログラミングに触れる事で「カタカナ怖い!プログラミング難しい!」というアレルギーを軽減する可能性も高まる
スクールについては色々とリサーチをしているのですが、私が今注目しているオンラインスクールはD-SCHOOLオンライン です。
独自の開発システムで遊びながらプログラミングを学べる
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14日間も体験出来れば子供が興味あるかどうかの判定もできそうだなと感じた為、注目しております!気になる方はぜひチェックしてみて下さいね。
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オンラインプログラミング教室については、D-SCHOOLオンライン含め、6社をピックアップしてこちらの記事 でまとめております。
プログラミング教室の特徴や選ぶポイントもご紹介しておりますので、よろしければあわせてチェックしてみて下さいね!
